【参加者募集中】“スクールメイキングフォーラム2026 「子どもたちの声」から考える、これからの学校のあり方” を、3月21日に開催

みんなのルールメイキングでは、児童生徒が、学校の中での校則やルールをはじめとする「課題」をテーマに、児童生徒・教員・保護者など様々な立場の関係者同士で対話を通じて納得解をつくり、課題を解決に導くプロセスを大切にしています。私たちは、そのためにはまず、大人も子どもも一人ひとりの意見が大切にされること、そして、異なる立場や意見を持つ他者の意見を聴き合いながら、合意形成を積み重ねることが重要だと考えています。

このたび、約3000人の中高生を対象に、学校の中での子どもたち自身の意見表明や参加機会について尋ねる初の全国調査を実施しました。その調査結果や分析をお伝えするとともに、学校における子どもの意見表明・参加機会をどのようにつくっていくのかを考える、“スクールメイキングフォーラム2026 「子どもたちの声」から考える、これからの学校のあり方”を、2026年3月21日(土)に開催します。

ゲストには、作家の乙武洋匡氏や筑波大学の古田雄一氏、文部科学省の堀川拓郎氏、ドキュメンタリー監督の山崎エマ氏らをお招きし、トークセッション形式で対話を深めていきます。

当日は、現地(日本財団ビル)とオンラインのハイブリッドで開催します。「これからの学校のあり方」について、一緒に考えていきましょう。
当日のご参加が難しい方も、後日アーカイブ動画で全編をご視聴いただけますので、ぜひお申込みください。

全国の中高生約3000人調査から見えたもの

2023年春にこども基本法が施行され、国や地方自治体で子どもの意見を政策に反映させていくことが義務付けられました。「こども大綱」の中でも、家庭や学校・地域の中で、意見を形成し、それを伝えることができること、そしてその意見が尊重される機会が十分に確保される環境を整える重要性が記されています。また、文部科学省の次期学習指導要領改訂の議論の中でも、「民主的で持続可能な社会の創り手」の育成を目指すうえで、児童生徒が自ら学校や自己の生活に関わる課題に対して意見を言ったり、対話に参加したりする取組を拡充していく方向性が示されています。


2022年に生徒指導提要が改訂され、学校での校則・ルールの見直しに児童生徒が主体的に参画する取組は進められていますが、校則・ルールに限らないより広いテーマや機会の中で、子どもたちが意見表明・参加できることがますます重要となってきています。
みんなのルールメイキングでも、学校現場において、「子どもたち自身が意見や気持ちを表現できること」「子ども自身が創り手として参画できる」ことは重要だと考えており、2019年より学校とともに実践開発に取り組んできました。

こうした社会的な流れを受け、カタリバでは、そもそも子どもたち自身は現状をどのように認識しているのかや、学校の中でどのような場面で参画したいと感じているのかについて、十分に把握する必要性があると考えました。
そこで、2025年11月に全国約3000人の中高生を対象に、ネット調査を実施。校則・ルールのほか、クラスの決まり事や、授業の進め方・学び方、学校行事、部活動、学校の施設・設備などについて、学校の中での「意見表明」や「参加機会」を、子どもたちの実感とニーズの実態を調査し、その結果の分析を進めてきました。本調査の詳細な結果は、3月21日のフォーラムでお伝えいたします。

子どもたちの「声」からつくる、民主的な学校運営

学校の中で、子どもたち自身が自分たちの意見や気持ちを聴かれる機会や環境を整え、よりよい学校をつくっていくためには、教員や教育関係者、保護者の方々はどういった関わりができるのか。すでに学校現場において様々な取り組みが進められていますが、具体的な実践とその意義についても、様々な立場の方の経験と知見をもとに、深めていきます。教員をはじめとする教育関係者に限らず、多様な参加者の皆さんとも一緒に考えていく時間にしたいと考えています。

ぜひ、”スクールメイキングフォーラム2026 「子どもたちの声」から考える、これからの学校のあり方”へご参加ください。

イベント概要

■イベント名:スクールメイキングフォーラム2026 「子どもたちの声」から考える、これからの学校のあり方
■日時:2026年3月21日(土) 12:30〜16:00
タイムスケジュール:
【第一部】12:30〜14:15(12:00開場)
      14:15~14:30(休憩)
【第二部】14:30〜16:00
■登壇者と内容:
【第一部】
テーマ:「子どもたちの声」から考える、これからの学校のあり方
登壇者:
堀川 拓郎氏(文部科学省初等中等教育局 教育課程課 学校教育官)、古田 雄一氏(筑波大学人間系助教)、スクールメイキング実践校 泉大津市立小津中学校 生徒、愛媛県立丹原高等学校 生徒

【スクールメイキング実践校】
◎泉大津市立小津中学校
小津中学校のコンセプトは「生徒が創る学校」。校則の見直しから始まったルールメイキングの活動は、学校の最上位目標であるビジョンの策定に発展。この生徒が当事者との対話を通じて作り上げたビジョン「学校のコンパス」は、授業、行事、日々の生活など、すべての教育活動の指針となっている。この動きは「先生のコンパス」づくりを通じて教師との信頼関係を深め、現在は保護者も交えた「保護者のコンパス」づくりにも波及。また、生徒の声から生まれた生徒の「好き」を大切にするプロジェクト学習「共創プロジェクト」では、主体的に社会や課題と向き合う、生徒たちのいきいきとした姿が具現化されている。
◎愛媛県立丹原高等学校
2022年度より校則やルールの見直しに取り組む「みんなのルールメイキング活動」を開始。現在90名の生徒がルールメイカーとして関わる。「地域に近い・先生と近い・海外に近い」をキャッチフレーズに掲げ、「丹原をおもしろく!」をうたったプロジェクト「tanomo」を展開している。プロジェクト「tanomo」とは、一人一人の“やってみたい”を創造し、実現へつなげる取組。最初は控えめだった生徒も、対話的な活動を通して、「自分たちの手で環境は変えられる」との自信を育み、学校や地域を面白くしていく原動力となっている。

  • 文部科学省 堀川氏による講演(次期学習指導要領を見据えた「子供のより主体的な社会参画に関わる教育の改善」や「特別活動」での学び)
  • カタリバによる調査結果報告
  • トークセッション(筑波大学 古田氏・生徒による調査結果へのコメント、スクールメイキングを実践している学校の実践紹介、生徒たちの実感など)

【第二部】
テーマ:「子どもたちの声からつくる学校・学級」を、どのように実現するか?
登壇者:乙武 洋匡氏(作家)、山崎 エマ氏(ドキュメンタリー監督)、スクールメイキング実践校泉大津市立小津中学校 校長 高橋敏也氏加賀市立片山津中学校 教諭 水口桂太氏

【スクールメイキング実践校】
◎加賀市立片山津中学校
「自律・対話・挑戦の意志を持って主体的に生きる生徒の育成」を学校目標を掲げ、「他人の幸せを守りながら、自分が楽しく生きる!」ことを目指している。2024年度より、「誰一人取り残さない」体育祭を実現すべく、生徒の声を取り入れながら、運動が苦手な生徒でも楽しめるような体育祭ルールの見直しに取り組んできた。2025年度は文化祭での合唱コンクールの在り方も見直し、多様な形で生徒が学校行事に参加できるよう工夫している。

  • トークセッション(第一部の調査結果や学校現場の実情を踏まえて、子どもたちの声を取り入れた学校づくりに向け、教員・保護者らが大切にしたい視点や関わり方について)

■開催形式(参加方法):
①現地参加(日本財団ビル2階 大会議室)
〒107−8404 東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル  
②オンライン参加
③後日、アーカイブ動画の視聴(全編をご覧いただけます)
※いずれの参加方法も、お申し込みが必要となります。下記のフォームよりお申込みください。
■参加費:無料
■参加対象:全国の学校・教育・行政関係者、一般の方
■定員【会場】先着50名(定員)/【オンライン配信】先着150名
■申込方法

一次締切 2026年2月28日(土)19時
二次締切     3月12日(木)19時

\多くの方にお問い合わせをいただいているため、申込締切を延長しました/
現地参加:2026年3月19日(木)正午 締切
オンライン&アーカイブ動画:3月21日(土)正午 締切

※ただし現地参加については、定員に達した場合には申込を終了とさせていただきますので、
あらかじめご了承ください。

■主催:認定NPO法人カタリバ みんなのルールメイキング
■助成:公益財団法人 日本財団
■後援:文部科学省、こども家庭庁
■注意事項
・本フォーラム終了後、一部をアーカイブ動画で配信予定のため、当日は録音録画させていただきます。あらかじめご了承ください。
・現地でご参加される皆様は、会場内でのご飲食はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。

新着記事

カタリバではルールメイキングに取り組む
学校・先生・自治体をサポートしています

すでにはじめている学校や自治体、個人の方のお問い合わせもございます。
まずはどのようなサポートが行われているかご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。