ルールメイキング・サミット2024が10月13日（日）に開催。一般観覧の募集がスタート

2024.08.21

認定NPO法人カタリバ みんなのルールメイキングでは、「ルールメイキング・サミット2024」を2024年10月13日(日)に開催します。

ルールメイキング・サミット2024
主　催：認定NPO法人カタリバ、日本シティズンシップ教育フォーラム
助　成：公益財団法人 日本財団
後　援：経済産業省
日　時：2024年10月13日(日)12:00-17:00 ※開始・終了時間は予告なく前後する可能性があります
場　所：東洋大学 白山キャンパス(東京都文京区)
費　用：無料
対　象：【招待生枠】全国でルールメイキングに取り組む中学生・高校生 ※すでに募集終了しています
【観覧枠】どなたでも可（学生、保護者、学校関係者、自治体関係者、企業の方など）

本イベントは、全国で校則見直しやルールメイキングに取り組む中高生100名が東京に集い、地域や学年を超えたルールメイキングの仲間と出会い、社会で活躍するルールメイカーと対話をしながら学びを深めるイベントです。2024年8月16日(金)より一般観覧の募集を開始することとなりましたのでお知らせします。

■「校則だけじゃない、身の回りのルールは変えられる」生徒主体の学校づくりを目指すルールメイキング

カタリバでは、2019年から学校の校則を題材に、児童・生徒が中心となり、教員などの学校関係者と身近なルールを対話的に見直す「みんなのルールメイキング」事業をスタート。この取り組みは2022年度まで約4年間、経済産業省「未来の教室」実証事業に採択され、経済産業省との協働により拡大。現在では全国400校以上へと広がり、自治体との連携も進んでいます。

この活動の中で大切にしているのは、 単に校則が変わるということではなく、「対話を通して納得解をつくるプロセス」を児童・生徒の学びの機会と捉え、目指したい学校づくりができるきっかけをつくることです。

2022年生徒指導提要が12年ぶりに改訂されたことや、2023年に「こども基本法」が施行され、子どもたちの意見表明の機会づくりの重要性や子どもたちの意見を取り入れ、時代に合わせて校則を見直すことが明記されています。

問題視されている”ブラック校則”を是正していくことがゴールではなく、こうした活動を通じて、児童・生徒主体の学校づくりが広がり、自分の身の周りの社会をよりよくしていくことができると子どもたちが実感する社会の実現を目指しています。

■「こんなに仲間がいる、明日からも頑張ろう」そう感じらる1日を。

昨年開催したルールメイキング・サミット2023のテーマは「だから私はルールメイキングをする」。普段は別々の場所でルールメイキングに取り組んでいる中高生が、互いの実践から知見を持ち寄り、同じルールメイキングに取り組む仲間として課題を解決する方法を考える、そんな姿が印象的でした。

サミット終了後には、ある生徒「ルールメイキングに取り組んでいる人がこんなにたくさんいるなんて知らなかった。自分が課題に感じていたことに対し、ルールメイカー100の仲間たちが一緒に考えてくれてとても嬉しかった」と語ってくれました。

■ゲームワークショップやAIデータ分析をもとに、楽しく学ぶ「ルールメイキング・サミット2024」

今年は全国24都道府県、39校の中高生ルールメイカーが集まり、お互いの活動から得た学びや知見を持対話を通じて学び合い、同じルールメイキングに取り組む仲間としてエンパワーメントされる機会をお届けします。
また、株式会社Liquitous協力のもと、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を活用し、集まったインタビュー内容を属性ごとに比較したりやデータの傾向を分析したりして、さまざまな立場の人の意見やアイディアを可視化します。まさにルールメイキングの最前線の声といえるでしょう！
トークセッションでは、ゲストルールメイカーをお呼びし、その違いや共通点を見つけながら、これからのルールメイキングの進め方やあり方について、実社会の実例も交えながら議論します。

中高生ルールメイカーはもちろんのこと、教育関係者や賛同・共感してくれた企業の方々、観覧に訪れた参加者が、ルールメイキングの必要性や楽しみを感じ、これからの社会に求められているルールメイキングや学校のあり方を考えるきっかけとなるような場を目指します。

■登壇ゲスト

■プログラム　※プログラムは一部変更される可能性があります。

〇第1部（13:00～）※一般公開なし(メディア取材可)

●(招待生) 対話のあり方を学ぶ「ゲームワークショップ」
与えられたミッションをクリアしながらゴールを目指す「オリジナルボードゲーム」を使用したグループワークショップを実施。
ひとりひとり与えられるミッションが異なる中で、みんながクリアするために、仲間と作戦会議をしたり、協力して仲間を助けたり、時には邪魔が入ったり。ゲームの中での他者との対話を通じてゴールを目指すという行為はルールメイキングのプロセスにとてもよく似ています。
そんなゲームの世界と学校のルールメイキングを比べながら、どうしたら多様な立場の人と良い対話の場をつくり、どう合意形成をしていくのがよいかを一緒に考えていきます。

●(引率教員) ルールメイキング 伴走者フォーラム ※学校・教育関係者のみご参加いただけます
　招待生の引率教員や、観覧の教育関係者が集まり、ルールメイキングの現状と課題について考えます。全国の事例を互いに共有し学び合いながら、「生徒中心の学校づくり」の実現に向けて、これからの学校現場で教員ひとりひとりが取り組めるアイデアを得る時間です。

〇第2部（15:00～）

● 学校のルールメイキングの現在地を知る「トークセッション」
ゲストとともにゲームワークショップでの気づきをリフレクションします。さらには、ライドシェアといった実社会でのルールメイキングの話題から、学校のルールメイキングにもヒントを得ていきます。
そして、100名の中高生ルールメイカーたちには、事前に教員などの周りの大人や生徒へ「校則へのイメージ・変えたい校則」「校則見直しやルールメイキング活動の課題」「見直すためのアイディア」などのインタビューに取り組んでいただき、累計500名のデータを回収します。
そのインタビュー結果を市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を活用し、分析しサミットにて結果を発表します！

〇第3部（15:45～）

● 未来の自分に向けた「アクション宣言」
ルールメイキング・サミット2024を通じて得られた学びや気づきから、サミット後にルールメイキングの活動でチャレンジしてみたいことや、探究してみたいこと「アクション宣言」として生徒ひとりひとりが言葉にします。
ルールメイキング・サミットはゴールではなく「スタート」の場。明日からの自分に思いを託します。

【ルールメイキング・サミット2024協力企業】

• インパクトジャパン株式会社
• サイボウズ株式会社
• 株式会社セールスフォース・ジャパン
• ソフトバンク株式会社
• 株式会社ZOZO
• チューリッヒ生命保険株式会社
• 株式会社Liquitous

■イベント概要

ルールメイキング・サミット2024
主　催：認定NPO法人カタリバ、日本シティズンシップ教育フォーラム
助　成：公益財団法人 日本財団
後　援：経済産業省
日　時：2024年10月13日(日)12:00-17:00 ※開始・終了時間は予告なく前後する可能性があります
場　所：東洋大学 白山キャンパス(東京都文京区)
費　用：無料
対　象：【招待生枠】全国でルールメイキングに取り組む中学生・高校生 ※すでに募集終了しています
【観覧枠】どなたでも可（学生、保護者、学校関係者、自治体関係者、企業の方など）
詳　細：ルールメイキング・サミット2024特設サイト

■申し込み（一般観覧）

申し込みフォーム	https://forms.gle/Tpd1hA7z6wEF6SZq5
観覧可能枠	2部～3部：14:00～17:00（13:30〜一般観覧受付開始）※教育関係者のみ1部(12:00～)観覧可
参加費	無料
定員数	150名
申込期間	8月16日(金)～10月10日(木)20:00まで
注意点	・受付は先着順となります。 ・メディアの方で取材を希望の場合は本リリース下部にあるフォームよりご連絡ください。　他、ルールメイキング・サミット2024の問い合わせに関しては公式LINEより受け付けています。　https://line.me/R/ti/p/@381hgiyq?oat_content=url&ts=05311415 ・安心安全な場づくりの関係上、メディア関係者・教育関係者及び自治体の方のみ1部目(12:00~)の参加案内をお送りします。

■お問い合せフォーム

取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
・https://www.katariba.or.jp/report/
（担当：カタリバ広報 児島）