【イベント開催レポート】2月15日、児童生徒・教員ら65名が集結!2025年度ルールメイキング関東 児童生徒大会・交流会を開催しました!

2026年2月15日、サイボウズ日本橋オフィス(東京都中央区)にて「令和7年度 ルールメイキング関東 児童生徒大会・交流会」を開催しました。今回は、関東近郊の児童生徒全7校23名、教員30名の計53名が参加。観覧者なども含め、65名が会場に集まりました!

本イベントでは、1年間の実践と学びを振り返る各学校の「実践発表」、学校DE&Iコンサルタントの武田緑さんをゲストに迎えたワークショップを実施しました。「ふつう」をアップデートする視点を養い、参加者同士でこれからのルールメイキングについて対話をしました。

本記事では、当日のイベントの様子をお届けします!

【当日事例発表した学校】(順不同で学校名を記載しております)
・新渡戸文化小学校
・自由学園中等部
・八王子市立鑓水中学校
・東京学館浦安高等学校
・桐朋女子中学・高等学校(高等学校)

各校の代表の児童生徒によるプレゼンテーションでは、校内で直面した課題や、校則見直しに向けた周囲との合意形成のプロセス、活動を通じて得た気づきなどを共有していただきました。発表内容は、「学校内のリラックススペースの運用」や「生徒会選挙での代表選出方法の再検討」、「スマートフォンの利用許可」、「身だしなみに関する校則」など校則に留まらずテーマは多岐にわたりました。

新渡戸文化小学校の児童による事例発表の様子
桐朋女子高等学校の生徒による事例発表の様子

発表後には、他校の児童生徒や教員から「自校ではこう取り組んでいる」「スマホはあくまで道具なので、使う側のリテラシーに課題があるのでは?」といった具体的な取り組みの共有や各々の意見を伝え合う時間がとられました。児童生徒たちがそれぞれの意見や質問に対して真剣に向き合い、異なる立場の人との向き合い方や、自身の変化などを丁寧に言葉にして発表していた姿が印象的でした!

武田さんによるワークショップでは、身近な事例から「マジョリティ・マイノリティ」や、自分たちの「ふつう」と社会の「ふつう」の違いを考えるワークを行いました。 普段、校内で行動を共にする同僚や児童生徒同士であっても、実は言葉にできていなかった気持ちや、もやもやが自然と表出し、対話も深まっていました。

武田さんによるワークショップの様子

参加した児童生徒や教員の方からは、以下のような感想が寄せられました。

  • 「話し合いの方法について、より納得解となるようなやり方を提案していただけたので、試してみたいと考えました」(中学2年生)
  • 「代表生徒が話し合う様子をZoomで教室から見て、チャットで意見を言える仕組みはとても良いと思いました。特に、生徒会に関わる生徒とそうでない一般生徒では関心の差があるため、みんなが納得できる答えを作るには、こうした意見を出しやすい工夫がヒントになると感じました」(高校3年生)
  • 「今日の発表を聞きながら、何度も胸が熱くなりました。小学生の「自分のことしか考えていなかったけれど、今はみんなのことを考えるようになった」という言葉。これがルールメイキングの本質なのだと感じました」(高校教員)
参加者同士での対話の様子

今回のイベントは、年代や立場を超えた多様な参加者が集い、当たり前を問い直す貴重な機会となりました。ルールメイキングは、単なる「校則見直し活動」ではありません。ルールメイキングは、児童生徒たちが他者との「納得解」を導き出すための大切な対話の機会であり、そして社会参画をする大事な場でもあります。今後もこの活動の輪を広げ、児童生徒や教員にとって学校がより良い環境になるように、歩みを進めてまいります。

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